タバコの発祥〜タバコの起源とは?

Vol. 839
 タバコの発祥〜タバコの起源とは?

タバコを広めたのはコロンブスで、アメリカ大陸に到着した際に、先住民が不思議な力が宿るとされる煙を浴びたり吸ったりしているのを体験する。それをヨーロッパに持ち帰ることで広まるのだが、元々は嗜好品ではなく、先住民的な言い方をすれば「霊力を持った薬」といったところだろうか。

現代におけるタバコの在り方と、古代におけるタバコの扱いは全く違っていた。今さらタバコには霊力が…と説いたところで、発ガン性すら疑われているタバコに、薬としての地位を与えることなど到底できないのである。