コンセントの左右の穴は大きさが違う

Vol. 842
 コンセントの左右の穴は大きさが違う

小学生ともなると、電気の仕組みを体験するために、理科の実験で乾電池と豆電球を使うようになり、そこで覚えるのがプラスとマイナスという言葉だ。乾電池は日常的に使うので、プラスとマイナスがあり両方を線で繋ぐと電気が流れる(豆電球が点灯する)というのは、電気に弱いとか機械に弱いという人でも理解している。

このように電気というのは、2つの極(プラスとマイナス)が存在しなければならないので、コンセントの穴も2つあるのは電気の仕組み上、当然と言える。そして良く見るとコンセントの穴は長さが違っていて、左側の方が少し長いことに気付くだろう。

意味が無いように思えるが、長い方は接地(アース、グランド、コールド)といって、地面に繋がっており万が一の場合に電気を逃がしてくれる働きがある。本来ならコンセントの穴と挿し込むプラグには向きがあり、間違えると壊れてしまう危険があったのだが、現在はどちら向きにプラグを挿しても問題は起きないようになっているだけなのだ。