眉毛は雨や汗などのしずくが目に入るのを防ぐためにある

Vol. 859
 眉毛は雨や汗などのしずくが目に入るのを防ぐためにある

人間の顔を形成するパーツの中でも、眉毛というのは時代によって好まれる形状が変化してきた部位だ。例えば日本の平安時代では、引眉といって眉毛を抜いたり剃ったりして無くしてしまい、眉を描くという習慣があった。

眉毛というのは、大体が目の上の骨の位置に沿って生え、額から流れてくる水や汚れを受け止める防波堤のような役割を持っている。そのために生えているのか、結果としてその役割であるのかは定かではないとしても、実用上そうなっている。