Vol. 875
ヒンドゥー教の神様、ガネーシャとネズミの関係
インドで多くの人が信仰しているヒンドゥー教の神様、ガネーシャ。
ガネーシャは突き出た腹に象の顔と4本の腕を持ち、片方だけの牙という姿という一見変わった神様で、富をもたらすとして信仰されている。
ガネーシャの象や絵には、良く見ると傍らにネズミがいる。そのネズミは何を隠そうガネーシャの乗り物だ。体の大きい象の頭を持つだけにネズミが乗り物だというミスマッチが面白い。ガネーシャがなぜ象の頭なのか、なぜネズミに乗っているのか。こうした話は、他の宗教も含めて神様には諸説あるのが常で、ガネーシャも例外ではない。